バイナリーオプションを実施していると「ロジック」という言葉に出会う事があるかもしれません。
なんとなく耳慣れた言葉ですが、いざ具体的にロジックとは何か?と聞かれると、上手に答えられる人はそう多くないのではないでしょうか?
今回はバイナリーオプションでの勝率を上げる鍵の一つ「ロジック」について分かりやすく解説します!
◆バイナリーオプションにおけるロジックとは
ロジックは日本語に訳すと「倫理」です。
物事を伝えるときの思考の道筋という意味で使われます。
ビジネス用語としても、「議論を進めていくための考え方」「筋道の通った考え方」というような解釈で使用されます。
これを、バイナリーオプションに当てはめてみましょう。
◎バイナリーオプションにおいてロジックとは
- エントリーをするかしないかの判断をする際の思考の道筋を表します。
ロジックはマイルールを確立する際にも重要になります。
★ロジックの構築を疎かにすると次の危険性が考えられます。
- ロジックが曖昧だと、状況に応じてエントリーする判断根拠を得られない
- エントリーポイントに確証が持てずに判断が鈍る
- チャンスを逃してしまったり、大損をしてしまう可能性も
★ロジックは「まぐれ勝ち」ではなく根拠を持った戦略を構築し、その上で勝つための考え方です。
◆勝てるロジックを作るためのポイントとは?
バイナリーオプションにおいてロジックを構築することの重要性は理解していただけたでしょうか?
しかし、ロジックの重要性が分かっても、いざ自分でロジックを構築しようとしても難しいですね。
と、途方に暮れる方もいらっしゃるかもしれません。
今回はそんな方のために、勝てるロジックを作るために押さえておきたいポイントについて説明します。
1.1日あたりの取引回数を決める
★勝つロジックのために:取引回数を決めよう
バイナリーオプションにおいて、意外と見落とされがちなのが取引回数です。
バイナリーオプションにおいて、取引回数を増やすことは得策ではありません。
全て勝てるのであれば、回数を多くすればするほど儲けはあがるかもしれません。
しかし、バイナリーオプションで100%勝ち続けるのはほぼ不可能です。
むしろ勝率は60%ほどあれば十分といえます。
このような状況で、むやみやたらに取引回数を増やすとしましょう。
- 負けが重なるリスクが発生する
- マイルールを無視した取引が多くなる傾向になる
★取引回数を制限することで
- 本当に必要なタイミングだけでエントリーする
- ダラダラと「勝つまで」取引をすることが防げる
◎「負けること」が少なくなります!
2.1日あたりの取引金額を決める
★勝つロジックのために:取引金額を決めよう
取引回数とあわせて決めておきたいのが「1日あたりの取引金額」です。
バイナリーオプションでの理想は、取引回数、取引金額は可能であれば毎日同数、同額であることです。
◎毎日同額を投資することで、投資のムラを防ぎ、永続的に取引ができるようになります。
また、永続的に勝ち続けるためにも手元に資金を残して置くことは重要です!
※1日の取引金額を決めて、無事に稼げるようになってきたら、取引金額の上限を上げるというやり方も一つの手。
3.取引手法を確立する
★勝つロジックのために:取引手法を確立
ロジック作りにおいても肝となるポイントの一つが、取引手法です。
下記に順張りと逆張りについて簡単に説明しておきます。
・順張り
順張りとは、チャートの流れと同方向にエントリーをする手法です。
- チャートが上昇しているときに更に上昇すると予想してエントリー
- チャートが下落しているときに更に下落すると予想してエントリー
・逆張り
逆張りとは、順張りの逆で、チャートの流れと逆方向にエントリーする手法です。
- チャートが上昇しているときにこの後下落すると予想してエントリー
- チャートが下落しているときにこの後上昇すると予想してエントリー
ロジックの構築には取引手法は欠かせない材料です。
どちらかを選ぶにあたって、有利な取引時間や使用するインジケーターなどが変わります。
どちらか一方の方法に定めてロジックを作りましょう!
4.取引時間帯を確立する
★勝つロジックのために:取引時間帯の確立
取引手法の確立とあわせて行いたいのが、取引時間帯の確率です。
◎ロジックは例外を嫌います。
チャートにも時間帯によって波があります。
- チャートの波を把握することで格段にエントリーがしやすくなります。
・トレンド相場が発生しやすい時間帯
◎トレンド相場が発生しやすい時間帯‥多くの投資家がエントリーを実施して、一定の方向に勢い付いている時間帯
取引の世界では、世界三大相場と呼ばれる相場があります。
その中でも特に取引が多いのがロンドン市場とニューヨーク市場です。
- この取引市場が開いている時間帯は、全体的にトレンド相場が発生しやすい
下記に2つの市場が開いている時間帯を示します。
- ロンドン市場:16:00~24:00(※日本時間)
- ニューヨーク市場:22:00~06:00(※日本時間)
※特に市場がオープンしてから1時間は動きが活発になりやすい
◎補足があります。
ニューヨーク市場があるアメリカ、ロンドン市場があるヨーロッパはともにサマータイムが導入されいます。
下記の期間では、取引時間が日本時間で1時間早まりますのでご注意ください。
- ロンドン市場のサマータイム:3月最終日曜~10月最終日曜(※現地時間)
- ニューヨーク市場のサマータイム:3月第二日曜~11月第一日曜(※現地時間)
・レンジ相場が発生しやすい時間帯
レンジ相場は一定の値を行き来する相場です。
比較的投資が落ち着いている時に発生しやすい相場となります。
- この相場が発生しやすいのは9:00~17:00頃。
日本市場は、世界三大市場の一つです。
◎三大市場の中では最も取引が少ないことが特徴になります。
また、他の2つの市場と時差があり、2大市場の投資家達が休んでいる時間帯での取引です。
- そのため、取引が穏やかになりやすい
5.メンタルに左右されない強い心を持つ
★勝つロジックのために:強い心を持つ
ロジックにメンタルは関係あるの?と思われる方もいるかもしれませんが、とても重要なポイントです。
先ほども申しましたが、バイナリーオプションは勝率60%以上を狙います。
- 動揺がする
- 焦って変なタイミングでエントリーをしてしまう
- 自暴自棄になってしまう事もあります。
これを回避するために、自分のロジックを信じましょう。
どんなときでも平常心で取引ができることが、勝率を上げるコツです。
◆まとめ
今回はバイナリーオプションのロジックについてと、勝てるロジックを構築させるためのコツについて説明しました。
自分なりの方法を繰り返し、勝てるロジックを構築していきましょう!