バイナリーオプションでゾーントレードをすると・・
ライントレードよりも稼げるチャンスが増えます。
小さな的より大きな的の方が矢が命中しやすいのと同じイメージです。
初心者の方はもちろん、今、ライントレードで苦戦している方にもゾーントレードはおすすめ。
本記事でゾーントレードについて解説します。
メリットや勝率を上げるポイントもご紹介していくので、参考にしてくださいね。
ゾーントレードとは?
ゾーントレードとは、チャート上に2本のラインを引き、その間(ゾーン)にローソク足が入ればエントリーポイントと判断する取引手法です。
ライントレードをしていて、「もうすぐラインにタッチする」と待ち構えていたら、寸前で反発してしまいエントリーできなかった・・
そんな経験をしたことはありませんか?
◆ゾーントレードなら、そんな悔しい思いを減らすことができます。
ライントレードとゾーントレードを比べてみよう
ゾーントレードはライントレードと「ラインを引く」という点では共通します
しかし、ゾーントレードとライントレードの実際のトレードはまったく異なります。
では、2つを比べてみますね。
【ライントレード】
ライントレードは、黄色のライン上にローソク足がタッチするのを狙います。
タッチしたらすぐに逆張りエントリーをします。
⚠︎その瞬間を見逃さないよう、常にチャートを見ていなければいけません。
「もうすぐラインにタッチするかも」とドキドキしながら待っていたら、2時間、3時間経っていたということもあります。
上のチャートは15分足です。
★矢印手前の長いヒゲがラインにタッチしてから、15時間以上エントリーポイントがありません。
この日はエントリーなしで終わる人がほとんどでしょう。
つづいてゾーントレードを見ていきます。
【ゾーントレード】
上の図の黄色く塗られている部分が「ゾーン」です。
ここにローソク足が入ればエントリーポイントと判断します。
矢印手前の長いヒゲの後も、ローソクが数本、ゾーンに入っていますよね。
ライントレードでは長いヒゲの後1度もチャンスがありませんでした。
★しかし、ゾーントレードでは3時間の間に4回のチャンスが生まれます。
「ライン」を「ゾーン」に膨らますだけで、エントリーポイントが増えるなら、ゾーントレードをしてみようという気持ちになりますね。
ゾーントレードするメリット3つ
ゾーントレードをするメリットは大きく3つあります。
ゾーントレードのメリット
- エントリーポイントが多い
- メンタルに余裕がもてる
- チャートに張り付く時間が減る
エントリーポイントが多い
ゾーントレードの最大のメリットはエントリーポイントが多いことです。
先ほど比べた通り、ライントレードとゾーントレードでは「点」と「面」ほどの差があります。
点か面か、どちらの方がチャンスが多いかは言うまでもありませんよね。
その逆も然りですが、エントリーしなければ何も始まりません。
⚠︎ゾーン内では必ずエントリーする、というわけではありません。
しかし、チャンスは多いほうが良いですよね。
メンタルに余裕がもてる
メンタルに余裕がもてるのも、ゾーントレードのメリットの一つです。
ライントレードだと、ローソク足がラインに近づいてくると、タッチすることに集中し過ぎちゃうなあ・・
ラインはあくまで「目安」です。
慌てて逆張りエントリーしたものの、ラインを突き抜けていくこともあります。
◆この時インジケーターも確認しておけば、エントリーを見送る判断もできたのではないでしょうか。
ゾーントレードでは、ローソク足がゾーンに入っている間にエントリーすればいいので、落ち着いてインジケーターを確認できます。
⚠︎慌ててトレードすると勝率にも影響してしまいます。
◎だからこそ、心にゆとりをもってトレードできるのは、大きなメリットですよね。
チャートに張り付く時間が減る
チャートに張り付く時間が圧倒的に減ります。
ライントレードでは「点」を捉えなければいけないので、チャートを見ている時間がとても長いです。疲れる・・・
ところが、ゾーントレードは「面」なので、ローソク足がゾーンに近づいてきた時に集中してチャートを見ればOKです。
ゾーントレードは集中すべき値動きの時以外は、家事や別の用事を並行してできて、時間を有効的に使えます。
ゾーンの作り方(ラインの引き方)
では、ゾーンの作り方を見ていきましょう。
ゾーントレードではエントリーポイントが増えるとお伝えしました。
しかし、正しいゾーンを作らなければ意味がありません。
「どの時間足チャートに」「どのようにラインを引くのか」
ゾーンの作り方を解説していきます。
使用する時間足は15分足以上
ゾーンを作る場合は、チャートの時間足は15分以上を使用します。
それより短い時間足だと、反発した時の値幅をとることが難しいからです。
ラインを2本引く
ラインを2本引いてゾーンを作ります。
ポイントは「長いヒゲの先」と「ヒゲの先から実体まで」です。
長いヒゲの先
長いヒゲの先は、直近の最高値・最安値で、相場の転換点と考えられます。
さらに、長いということは反発が大きかったことを示します。
ラインを引く時には、長いヒゲの先を起点にラインを引くんですね
ヒゲの先から実体まで
次に、ゾーンを作るための2本目のラインを引きます。
長いヒゲの先を起点に引いたラインから、どこまでをゾーンとするか?を考えましょう。
★ヒゲは同じ時間足の中で反発したことを示します。
ヒゲの長さは反発の値幅であることがわかりますね。
ヒゲの長さ分、つまりヒゲの先から実体までをゾーンとすれば、そのゾーンにローソク足が入った時に反発する可能性が高いと考えられます。
◆ゾーンを作るラインは、長いヒゲにつながる実体を起点にしましょう。
バイナリーオプションのゾーントレードで勝率を上げるポイント
バイナリーオプションのゾーントレードで勝率を上げるためには、ゾーンを正しく設定する以外にもポイントがあります。
ゾーン以外の勝率を上げるポイント
- ゾーンをブレイクしたらエントリーしない
- インジケーターもチェックする
ゾーンをブレイクしたらエントリーしない
ゾーンをブレイクしたら絶対にエントリーしてはいけません。
⚠︎ラインを突き抜けた後でも小さな反発で稼げることもありますが危険です。
大きなリスクを背負ってゾーン以外でエントリーするなら、ゾーンを作る意味もありません。
◆ゾーンをブレイクしたら、一度落ち着いて新たなゾーンを見つけましょう。
インジケーターもチェックする
インジケーターもチェックしてからエントリーすると、勝率がアップします。
メリットの章でも触れましたが、ゾーントレードはローソク足がゾーンに入った時に、「本当にここでエントリーするべきか」を確認する時間的余裕があります。
インジケーターで、売られすぎていないか、あるいは買われすぎていないかなども合わせて確認し、エントリーする根拠を増やしましょう。
まとめ
本記事では、ゾーントレードについて解説してきました。
ラインとゾーンではこんなにもチャンスの量が違うんですね・・。
心と体の「ゆとり」という部分でも、ゾーンの方が落ち着いてトレードできるので、初心者の方や焦りがちな方にはゾーントレードがおすすめです。
勝率を上げるポイントも参考に、「やるべきこと」「絶対にやらないこと」を守ってトレードを楽しんでくださいね。